宅建に独学かつ短時間で合格したい勉強方法

資格

 タイトルの通り、今回は宅建の勉強法について紹介します。合格したいというのは、今年受けたのでまだ結果がわかっていないからです。36点なので結構ギリギリでした。

 具体的に勉強し始めたのが8月に申し込んでからだったので、約2か月ほど勉強しました。

さて、結論を先に言うと……

過去問の解法を十数周とこなして覚えること

これに尽きます。十数週というのがミソですね。

私が使用したテキスト・問題集はナツメ社より出版のオフィス海著「史上最強の宅建士シリーズ」です。

帯の97%を網羅しているという言葉に惹かれました。

ここからは具体的に宅建初学者、というか私の勉強プロセスを記します。


  1. テキストを章ひとつ分だけ読む。
  2. 読んだ章に対応する問題集を解く。
  3. 本番一週間前から直前試験問題集を解く。

以下、それぞれ解説していきます。

①テキストを章ひとつ分だけ読む。

 まずはざっと読んでみましょう、本当にざっとでいいです。

 最初に読んだだけでは絶対に理解できませんから、安心して勉強してください。

 まず宅建業法については日常で触れることのない法律ですから、読んでみて「へーそういう決まりがあるんだなぁ」と関心を持つ程度でOKです。

 次に法令上の制限については、建設業に従事している方であれば耳にすることは多いでしょう。    でも大多数の人にとってはやはり知らないことのが多いでしょうから、「ふーん」で結構です。

 最後に民法税金に関する部分は日常で触れる人が多いと思います。なんだったら直感や一般常識として答えられる人もいるでしょうね。(決して簡単ではないですけど)

<span class="blue">始皇帝ペンギン</span>
始皇帝ペンギン

最初はテキストを覚えようとしなくても大丈夫です。

ちなみにすぐアウトプットしたいので、

一気読みするよりも章ごとに読みましょう。

②読んだ章に対応する問題集を解く。

 テキストで一つの章を読み終えたら、さっそく問題集を解いてみましょう。アウトプットです。

 まあ読んだ直後はある程度正解できるんですけど、ここで注意事項があります。

 それは……

最初は間違えた問題にチェックを付けない。

 ということです。意外でしょうか? 

 というのも、解き始めた頃はほぼチェックがつきかねないんですけど、そうするとモチベーションが下がるんですよね。

「ああ、俺はなんでダメな頭なんだ…」

 と、落ち込んでしまいます。理性では間違えても仕方ないと理解しつつも、感情の部分ではやるきがなくなりますよ。

 そうした悩みを減らすため、自分は試験直前期に入るまで、誤ってもチェックはつけなかったです。

 本番が近づいてきた当たり、すなわち一か月くらい前になったら知識の再確認として✓を付けていきましょう。

③本番一週間前から直前試験問題集を解く。

 最後の秘訣はダメ押しとして、直前予想模試を解くということです。

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感想(11件)

 私がやったのはTAC出版のものです。

 「最強の宅建士シリーズ」は基本的に一問一答形式なので、本番の四択問題とは形式が異なります。

 宅建は前提として人を落とすための試験なので、本番では初見の問題や単語が出ます。

 私が受けた今年の2024年ですと、天空率、ブレース構造、死の告知ガイドラインとか、訳分からんのが出てきました。

 とはいえ、ちょっと思考が止まっても、勉強していれば消去法で解けましたね。

 それでも初見だと決定的な自信が持てなくて時間とられます。なので、初見に対応する練習は必須ですね。

 そうした点から、本番の形式に慣れておくためにダメ押しの予想問題を解いてみましょう!

 もう一つ、本番では統計問題が一題必ず出現します。これについては毎年更新するから、そもそも過去問として載せていない出版社がほとんどです。

 私の場合は、予想問題をまとめてざっくりとした傾向を掴んでいました。模試の統計に関する解説の太字部分をノートにまとめて覚えました。

 例えば、今年の特徴として、新築は減っている、地価は全国的に上昇している、という2点だけ覚えていました。結果、見事にでてきて正解しました。これは我ながら上手く勉強したと思いましたね。


 最後に、解けるように、解法を覚えるまで何十回とやる!

 もうこれだけです、あなたがやることは。

 私のブログに至るまで、いくつか勉強体験記のようなものを覗かれたと思います。

 だいたい皆2、3回過去問やって受かってるんですよね。

 私のような凡人は、誇張抜きで覚えるまで周回しました。

 結局、諦めずに歩み続けることだけが、あなたを目的地に運ぶ訳ですから、安心してください。

 凡人でもやってりゃ天才に及ばずとも受かりますから、今年ダメだった人もこれからやる人も、頑張ってみましょう。

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